
ようこそHead for Kuchingのサイトへ。私たちは東マレーシアのクチンの街に住む3人家族です。今回は私たち家族が遊びに行くおすすめビーチを紹介します。
マレーシアでビーチといえば、多くの方がペナンやランカウイのリゾートを思い浮かべるかと思います。正直、私もクチンにはビーチらしいビーチはないと思っていました。
ところがある日友人から、クチン郊外に隠れた絶景ビーチがあると教えてもらい、足を運んでみることに。そこで出会ったのが、想像以上に素敵だったTrombol Beach(トロンボル・ビーチ) でした。
市内中心部から車で約50分ほど。アクセスの方法は公共交通では行きづらく、基本的に自家用車またはレンタカー、タクシー、もしくはGrabが必要です。(必ず復路の確保も!)

道のりは田舎の道が多く、緑いっぱいの風景を眺めながらのドライブをしていると改めてボルネオ島にいるんだなぁと感じます。

このサインが見えたら右の道へ。

手作り感のあるゲートがほのぼのした雰囲気を醸し出しています。

大自然の中にある入り口。ローカルの人々に親しまれながらも、観光地化されていないため、土日でもあまり混雑していません。

クチン市内からおよそ35km、Trombol Golden Beachに到着!
入場料について
ゲートをくぐって進むとスタッフがいるので入場料を支払います。 Trombol Golden Beachは大人 RM5(約190円)、子どもは無料です。

そのまま進むと、目の前に広々とした海岸線が見えてきます。

魅力①:遠浅で安心して遊べる海

トロンボルの海は、引き潮のときは特に遠浅で、小さなお子さん連れでも遊びやすい穏やかさです。
激しい波や深さの急変も少ないので、目の届く場所なら子どもから少し離れていても安心のビーチ。

思いっきり泳ぎたい人には浅すぎるビーチですが、写真に写っている島(Satang島)はダイビングスポットだそうです。トロンボルビーチの海の色は、エメラルドグリーンとはいきませんが無色透明。

砂が細かいので裸足で歩いても痛くないのがいいです。

海からの眺めも自然が広がっていて癒されます。これだけ離れても水位は足のくるぶしあたり。
魅力②:潮の満ち引きの変化が大きい
トロンボル・ビーチの大きな特徴は、潮の満ち引きによって景色が劇的に変わること。同じ時間帯に行っても日によって満ち潮だったり、引き潮だったり。行くたびに色んな表情を見せてくれます。

特に 引き潮のときの開放感は圧巻!砂浜に残る波の後が何とも美しいです。
魅力③:とにかく広い砂浜!のびのび遊べる開放感

潮が引くと、まるで運動場のような広さの砂浜が現れます。その広さを利用してここへ来た人の多くは凧揚げを楽しんでいます。まったく“混雑”という言葉と無縁の空間。周囲の障害物を気にすることなく、思い存分凧揚げし放題。

凧はビーチの売店でも売っています。

さらに有料ですが、四輪バギーを楽しむ人も。

魅力④:車を砂浜に乗り入れられる

トロンボル・ビーチで特筆すべき点のひとつが、ビーチに車ごと乗り入れられることです。海の日差しは強いため、我が家は長く過ごせるようにパラソルを持ち込んでいますが、海辺のすぐ近くまで車を寄せられるので、荷物の持ち運びがとても楽なのも嬉しいポイントです。

“車で海のそばまで行ける”
これは日本ではなかなかできない体験で、ちょっとした贅沢感があります。
魅力⑤:絶景のサンセットが楽しめる

特におすすめのタイミングが、夕方のサンセット。この夕日をお目当てに人が集まってくるのもこの時間帯です。水際近くに車が次々と停まっていきます。

海と空が燃えるようなオレンジ色に。
遮るものが何もないため、水平線に沈む夕日が美しく見えるクチンでも貴重なビーチの一つ。
クチンに住んでいる方はもちろん、ローカルなビーチを訪れてみたい旅行者にもおすすめのスポットです。

