東マレーシア・クチン：マイナスイオンたっぷりの散歩スポット3選

@Head for Kuchingへようこそ！私たちは、東マレーシアのクチンへ移住した家族です。ボルネオ島といえば、広大な熱帯雨林が印象的ですが、東マレーシアのクチンでは、街中でも緑に囲まれた生活を楽しむことができます。特に、森林浴をしながら散歩やジョギングができる公園が充実！

今回は、クチンでマイナスイオンを感じながらリフレッシュできる公園を3つご紹介します。地元の人々にも親しまれている場所から、観光客にもおすすめのスポットまで、自然と調和したクチンならではの魅力をお楽しみください！

MBKS Garden Park (MBKSガーデンパーク)

MBKSとはMajlis Bandaraya Kuching Selatanの略名でクチン市南部の行政を担当している南クチン市庁(写真の青い建物)のこと。そこが管理しているMBKS ガーデンパークは地元の人たちの憩いの場です。

街の中で自然を感じられる公園で、健康づくりやお散歩、子どもたちの遊び場として親しまれています。

小さい子どもが楽しめる遊具もあり、特に森の中で風を感じながら乗るブランコは、とても気持ちのいい体験です！

緑に囲まれて親子でゆったり。。。

健康器具も充実していて年配の方の姿も見かけます。

公園の中心には大きな池がありその周りをゆったり散歩できます。池に面してステージがあり、クチンフェスティバルを始め地域の催し物が開かれます。

毎年7月末〜8月中旬にかけて開催されるフードフェスティバルでは、300以上の屋台を求めて連日地元の人たちや観光客で賑わっています。

さらに公園を楽しめるポイントが園内のあちこちに置かれた猫のオブジェ。この街の名前「クチン」はマレー語で「猫」という意味を持つだけあって街中でもよく見かける猫のオブジェですが、この公園にも出没します！

可愛かったり、ちょっとコワかったり…様々な表情で出迎えてくれ、訪れた人たちの写真スポットとしても人気。訪れた際はぜひ探してみてください😻！

Sama Jaya Forest Park (サマ・ジャヤ・フォレストパーク)

サマ・ジャヤ・フォレストパークはクチン市内に位置する都市型自然保護区で、数少ない原生ジャングルの生態系を保護しています。樹高も5~6mと低いため適度に日光も差し込み心地よく森林浴が体験できる場所です。

園内には、1周870メートルと1.6キロの2つのコースがあります。筆者は毎朝、1.6キロコースをウォーキングしており、1周に約20分かかります。

森の景色の中を縫うように進んでいくと、ワイルドな植物や昆虫を見ることが出来、ボルネオ島らしい自然の営みを体感できます。

なんと！猿やトカゲに遭遇することもあり、ちょっとした冒険気分も味わえます。餌やりは禁物ですが幸い襲ってくる様子はなく、この日はそろりそろりと猿の脇を歩いて進みました(焦)。

ジョギングコース以外にも展望塔があり、上からは広大な森林のパノラマを一望出来ます。静かな森を見下ろしながらリラックスできるスポットなので、ぜひ上ってみて下さい。

Taman Perpaduan (タマン・パーパジュアン)

Taman Perpaduan（タマン・パーパジュアン）はマレー語で「団結の公園」を意味し多様な民族の団結と調和を願って名付けられました。それを象徴するように公園の正面には、手と手を取り合っている巨大なオブジェが設置されています。

園内にはマレー系、中国系、先住民族など多様性を象徴する東屋(休憩所)も点在しています。

広大な公園の中心には貯水池があり、その周囲を緑豊かな自然が取り囲んでいます。美しい噴水が設けられており、水の音に癒されます。

自然の地形を活かし高低差があるのもこの公園の魅力の一つ。歩くだけで変化に富んだ景観を楽しむことができます。

お散歩やジョギングのみならず、子どもたちが楽しめる遊具も充実！タイヤや石を使った遊具はこども心をくすぐります。しかも木陰にあるので直射日光を気にすることなく遊べるスポットとしてもオススメです。ぜひ足を運んでみてください。