日本食材はここでゲット!クチンのおすすめ食材店

Head for Kuching へようこそ!私たちは、2024年8月に東マレーシア・ボルネオ島のサラワク州クチンへ移住してきた家族です。サラワク州は、外国人が長期で滞在ができる独自のビザS-MM2Hが注目され、移住先として人気が高まってきています。しかし、クアラルンプールに比べるとサラワクの州都クチンに住む日本人は少なく、大型スーパーでは日本のお米や醤油、簡単な寿司やおにぎりなどは見られるものの、日本食材を豊富に取り揃えたお店が少ないのが現状です。

そんな中でも、私たちがクチンのスーパーやモールを巡る中で、日本食材を比較的多く扱っているお店を見つけたので、ここでオススメの4ヶ所をご紹介したいと思います。(以下、金額は1リンギット=34円で算出)

RM5.9(約205円)で揃う日本食品「Daiso @Vivacity Mall」

最初にご紹介するのは、Vivacityモールの地下にあるダイソーです。Vivacityモールは、地元の人たちも「一番人気」と口を揃えるほど活気のあるモールです。そしてクチンにはダイソーが5店舗ありますが、日本の食品を取り扱っているのはこの店舗だけ(2024年10月時点)。そして日本食品の料金はすべて一律5.9リンギット(約205円)です。

店内に入ると、レジ横の一角に食品コーナーが設けられています。

我が家で特に重宝しているのが、お茶コーナーにある冷水用の麦茶ティーパック。

1.5リットルのミネラルウォーターに入れると1時間ほどで麦茶が出来ます。こんな感じ↓

続いて、ふりかけの品揃いが豊富です。

日本にいる時から、夫が「味道楽」が好きだったので、クチンで見つけた時はとても喜んでいました。子どものお弁当にも便利なのでいくつか購入しました。

以前クチンのAeonスーパーにあった日本食材エリアがなくなってしまったことで、日本の乾麺が入手できないのではと心配になりましたが、こちらのDaisoでうどん・そば・そうめんは一通り入手できます。一袋300gほど。

カレールーは他のスーパーでも見かけますが、20リンギット以上(約690円)と少し高めです。ダイソーでは5.9リンギットで購入できるので、我が家はこちらを愛用しています。

レトルトのパスタソースも10種類ほど揃っています。日持ちもするので、ストックしておくと便利だと思い、いくつか購入しました。

調味料の種類も多い。特にしょうゆは・・・

「天然醸造醤油」「かき醤油」「うま甘しょうゆ」「しじみを使っただし醤油」「刺身寿司醤油」マレーシアでは生卵は食べないにも関わらず「たまごにかけるだし醤油」までありました。

ソースも「ウスター」「とんかつ」「中濃」「お好み焼き」と充実しています。ちなみにクチンの大手スーパー・emartにもお好み焼きソースはありましたが、220gで12リンギットだったので、Daisoの方がお得かと思います。

冷凍・冷蔵食品はないものの、決まった値段で日本食品が入手できるDaisoは安心感があります。また商品の入れ替わりもあるので、Vivacityに行く際には、必ず寄ってラインナップをチェックしたいと思います。

追記)最初に投稿して以降、VivacityのDAISOで日本食材は減る一方で、棚の日本食材スペースがどんどん小さくなっています。お店の方に伺うと在庫は全て店頭に出していて、今後は入荷状況次第とのことでした。(2024年11月時点)

Daiso, Vivacity Mega Mall

Lot LG-019, Lower Ground Floor, Vivacity Megamall, Q112B, 93350 Kuching, Sarawak

月〜日 10:00 AM 〜 10:00 PM

輸入品を多く取り扱う「CCK Local @Kuching City Mall」

CCKローカルは新鮮な鶏肉が評判のローカルスーパーで、他にも魚介類、果物、野菜、飲料など品揃えは豊富です。

お酒がソフトドリンクの隣にディスプレイされていたり、豚肉関連のノンハラル商品が他のスーパーよりも開放的に売られているからなのか、ムスリムのお客さんは少ない印象でした。ここは輸入品の取り揃えが多いという情報が口コミに書いてあったので、期待したところ、日本の食材をあちこちに見つけることができました。

乾麺の中でも、そばが4種類も!値段は6.20(約210円)〜16.60リンギット(約560円)。

umeboshi

またなぜか漬物の取り扱いが多く、しば漬けやニンニク漬け、そして個人的には梅干しがあったのが嬉しかったです。

色々とスーパーを巡ってきた中で見かけなかった、こんにゃくをここで初めて見つけました。4.7リンギット(約160円)。マレーシアには練り物の冷凍食品が豊富なので、こんにゃくがあれば卵と大根も買って、おでんが出来そう!

さらに・・・お鍋関連商品も。

穀物酢や寿司酢もありました。

マレーシアのスーパーでも様々な種類の酢が販売されていますが、ちらし寿司やなま酢など日本食が手軽に作りたいので、寿司酢を12.80リンギット(約435円)で購入しました。

そしてチューブの薬味。

ニンニク、生姜は生で安くスーパーに売られていますが、擦りおろすのが面倒な場合はこのチューブのすりおろし薬味シリーズが重宝しそうです。

こちらは、日本ではなく中国からの輸入品ですが、どう見ても焼きジャケ!と思わず買いました。お弁当のおかずに入れたら子どもからも好評でした。味は、少し燻した風味のある甘めの焼きジャケで、とても美味しかったです。

CCK Localは輸入食品を多く扱っているスーパーなので、店内のふとした所に日本食材を見つけることができ、探索する楽しみがありました。

追記)2024年11月にまたお店を訪れたところ、冷凍食品がかなり増えていました!焼きおにぎりやカニクリームコロッケなどお弁当のおかずとしても大活躍しています。

CCK Local, Kuching City Mall

Lot 6654-6663, BLK 225, KNLD, SL 19, 28, Jalan Kuching City Mall, 93250 Kuching, Sarawak

9:00 AM 〜 9:00 PM

マグロのサクが買える「EVERRISE @Green Heights Shopping Mall」

EVERRISEは、クチン、コタキナバル、ミリなど東マレーシアを中心に19店舗展開する大手スーパーで、クチンが最も多く15店舗あります。でも、店舗ごとに規模や雰囲気が違うのが面白いところ。特にGreen Heights Mallに入っているEVERRISEは、ちょっとおしゃれな印象。

というのも、このモールにはオーガニックストアやカフェがあったり、ペットイベントが開催されたりと、ちょっと洗練された雰囲気が漂っているんです。そのせいか、このEVERRISEもどことなくスタイリッシュ。

店内に入るとすぐ、目に飛び込んでくるのが「Sushi」と書かれた日本食材コーナー。

冷凍食品が充実していて、エビフライや合鴨のスモーク、弁当にぴったりの帆立カマボコのフライなど、いろいろ揃っています。

その中でも特に目を引いたのがマグロのサク!

価格は大きさによって異なりますが、200gほどが100リンギット/3,400円以上します。息子がマグロ好きなので、特別な日に買ってみようかなと思っています。

今回は代わりに冷凍のサバの照り焼きを購入しました。(22リンギット/約750円)

自然解凍してフライパンで焼くだけなので手軽で、しかも美味しかったです!次は写真左の塩サバにもチャレンジしてみたいです。

日本食といえば、納豆。

日本では3つが1セットで100円以下なんてこともありますが、クチンでは1つ4.9リンギット(約167円)。納豆は同じ値段で他のEVERRISEやemartでも見かけます。

また入口すぐのエリアには日本酒も並んでいます。

値段は89〜470リンギット(約3,000〜16,000円)。クチンで日本酒を手に入れるのは、日本よりも割高で種類が限られているかもしれませんが、日本酒好きには嬉しい場所ですよね。

日本食材コーナーがあるEVERRISEは他にもあるので、比較してみるのも新たな発見があって楽しいかもしれません。

EVERRISE, Green Heights Shopping Mall

Green Heights, 93250 Kuching, Sarawak

9:30 AM 〜 9:30 PM

日本のお菓子を探すなら「MiX. STORE @The Podium Street Mall」

MiX. Storeは、2005年に設立されたコンビニエンスストアで、台湾、韓国、タイ、インドネシア、中国本土、日本から輸入された600種類以上の豊富なお菓子のラインナップが魅力です。通常のスーパーマーケットでは、中々見つけられない商品に出会えるので、日本のお菓子のみならず、他の国のお菓子もチャレンジしてみたいところ。現在、西マレーシアを中心に100店舗あまり展開しており、うちクチンには4店舗あります。

今回ご紹介するのは、The Podium Shopping Mall内のMiX. Store。

ここのモールは、居住スペースやオフィスも併設されたスタイリッシュなショッピングモールです。

そして、MiX. Storeの店内の棚には、値段と国旗がついているので、どこの国のお菓子かがわかるようになっています。お馴染みの日本のお菓子が。

値段は少し割高なものの、手軽に馴染みのお菓子が食べらるのはいいですよね。

駄菓子もありました。1リンギット台の駄菓子もあって比較的リーズナブル。


カジリッチョは、1.20リンギット(約40円)。

さらに、アイスクリームまでありました。

個人的には、ガリガリ君やサクレのような氷系のアイスが入ってくるのを期待したいところです。(クチンには中々氷系のアイスがないのです!)

お菓子をピンポイントで探すなら、MiX. Storeが1番取り扱いが多い思い印象です。店舗によって多少取り扱いの商品が違うので、それもまた見つける楽しみがあります。

MiX. STORE, The Podium Street Mall

BLOCK B-1-11 & 12, Sae Ma Eul Kuching The Podium Street Mall, Jalan Tun Ahmad Zaidi Adruce, 93200 Kuching, Sarawak

9:00 AM 〜 2:00 AM

まとめ

以上の4軒のほかにも、アジア食材フェアなど企画されることもありますので、今後もチェックしていきたいと思います。また、今回ご紹介した商品は、取り扱いが変更されることもありますので、ご了承ください。

クチンの2大スーパーチェーンまとめ【EVERRISE】【Emart】
2024年春にクチンに移住を予定している3人家族です。2回現地を下見旅行した中で、移住後の生活をシミュレーションしようと実際にクチンのスーパーマーケットで何度か買い物をしました。そこでクチンでメジャーなスーパーマーケットチェーン【EVERRISE】と【Emart】をまとめました。
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